#8 オレゴンが与えた試練の先に

2024.10.03

メキシコ国境からカナダ国境まで、アメリカ西海岸の山々や砂漠を越え4,265kmに渡って伸びるパシフィック・クレスト・トレイル(PCT)。「トリプルクラウン」と呼ばれるアメリカ3大トレイルのひとつであり、さらにウルトラライト・ハイキングそのものも、そこを歩くハイカーの中から生まれてきた正にULの故郷とも言えるトレイルです。

そんな「ロングトレイルの中のロングトレイル」PCTを、山と道京都スタッフ、伊東大輔が2022年にスルーハイクした模様を綴る全10回の連載の#8。カリフォルニアに続くPCTの第2の州オレゴンに向かう道中で、これから先のトレイルで山火事が発生したとの知らせを受けた伊東。被害はどれほどなのか? オレゴン州をまるまる飛ばすべきか? いろんな情報が渦巻くなか、心のままに歩む道を選んだ彼を待ち受けていたものとは。

【これまでの連載】

文/写真:伊東大輔

閉ざされた道と自分たちの選択

木々の隙間から見えるマウントシャスタにかかる奇妙な雲に目を奪われ、雲に詳しい友人を思い出した。「雲を見て天気を予測できれば、空を見上げるのがもっと楽しくなるんだろうな。この変な雲はなにを意味するんだ?」そんなことを思いながら、後で友人に見てもらおうと写真を撮っている時のことだった。

カリフォルニア北部の街、シャスタへ繋がる道路まで残り3kmに迫り、雲の写真を撮ったついでにスマホの機内モードを解除すると、先を歩くストレッチから1本のショートメールが入っていた。
 
「久しぶりゴート。そっちは煙は大丈夫かい? どんな感じでスキップ(トレイルの一部区間をとばして先に進むこと)する予定?」

なんのことだ? と思ったのも束の間、それが山火事のことだと察し、視線の先の奇妙な雲の正体に納得がいった。急いでインターネットで確認すると、ここから150km先のエトナから、カリフォルニアとオレゴンの州境付近のアシュランドまでのエリアで、大規模な山火事が発生しトレイルが閉鎖されてしまったようだ。

「エトナまでまだ150kmもあるし、そこに着いてから考えるよ。」

直面している問題から目を背けるようにそんな返事をすると、「それはやめておいた方がいい。いまゴートがいる場所の30km先の山の中で、火事の煙で身動きがとれなくなったハイカーがレスキューに救助されたみたいだよ」と返信が来た。

日本では馴染みのない山火事を軽く見ていた。アメリカ西海岸のカラカラに乾燥した山の中では瞬く間に火が燃え広がり、煙は何十kmにも渡って大地を包み込むそうだ。

「とにかく今回は閉鎖エリアをスキップすればいいという単純な問題ではなさそうだよ。」

これまで何度かスキップを視野に入れるエリアがあったが、今回ばかりはどうにもいかなそうだ。無理矢理トレイルに入って人に迷惑をかけたくないし、なによりぼくは命をかけて冒険をしにきたわけではない。

潔くスキップを決めたぼくは、ひとまずマウントシャスタの街へと向かった。

まるで噴火を始めたかのようなマウントシャスタ。山火事の影響だったようだ。

マウントシャスタの街に辿り着いたぼくは目を丸くした。まるで何かのデモ活動をしているかのように、20人を越えるハイカーが各地へヒッチハイクをしようと、道路に沿って親指を立てている。

さて、ぼくも次の一手を考えなければならない。ここでハイカーたちはさまざまな選択をすることになる。

①閉鎖エリアのみをスキップして、オレゴン州境のアシュランドから北へ順に歩く。

②今回のトレイル閉鎖以外にも、各地で山火事が多発しているオレゴン州をまるまるスキップし、先に最後のセクションのワシントン州を歩く。そして山火事が落ち着いた後、オレゴン州に戻ってスキップしたトレイルを歩く。

③山火事の心配がなく、PCTと同じくオレゴン州沿岸部を縦断しているオレゴン・コースト・トレイルを代替で歩く。

友人のハイカーたちのSNSをチェックしたり、メッセージを送ってみたりすると、②のワシントン州へスキップするハイカーが圧倒的に多かった。実際、オレゴン州ではPCTから遠くない場所でいくつもの新しい山火事が発生しており、まともに歩けるか怪しい状況だった。それに加えて、過去にあった山火事の影響でトレイルが閉鎖しているエリアがすでに数箇所あり、そこに直面する度にヒッチハイクやバスでスキップしなければならず余計な手間がかかる。

真面目な日本人のぼくは、やはり①の順を追って北へ歩きたいと思う反面、直面したことのない自然から突きつけられた難題に悩まされていた。

山火事の燃え広がるスピードは? 煙っていつまで山にとどまっているの? そもそもネットの山火事情報はリアルタイムで管理されているの?

PCTの管理団体から出されるアラートの他にも、オレゴン州の山火事情報を確認できるサイトをチェックしたりと、心配性のぼくはありとあらゆるサイトを駆け巡ったが、どこにも「こうしなさい」なんて指示が見つかるはずもなく、結局は自らの判断になることを悟った。自然相手に確実な情報や保証のある選択なんて存在せず、ひとつ確かなのは山へ入らなければ安全だということくらいだ。

街へ向かうクルマの中から撮影したもの。雲よりもはっきりとした輪郭があるように感じる。

行き詰まったぼくは日本にいる友人に電話をかけてみた。彼は過去にPCTや他のロングトレイルを歩いており、信頼のおける友人のひとりだ。

「そろそろ電話がくる頃かなと思っていたよ。」

そう冗談まじりで笑う彼としばらく談笑した後、本題を切り出すと、彼はぼくにこう言った。

「とりあえずいけるとこまで順に北へ歩いてみたら? なるようになるんじゃないかな。」

この言葉をもらった時、心のモヤモヤがスッキリと晴れたのを今でも覚えている。「北へまっすぐ歩く」。ぼくの出したかったこの答えを肯定するように、彼の言葉は背中を押してくれた。

オレゴン州をスキップして、先にワシントン州を歩くのは、「今」はいちばん安全で合理的な選択なのかもしれない。しかし、山火事が落ち着いた後、オレゴン州を歩こうなんてのは人間の希望的観測に過ぎない。その時には山火事が今よりひどい状態になっていることだってあり得るだろう。目の前に広がっているトレイルが、明日どうなっているかなんて分からない。ぼくたちよりも何百倍も偉大な自然は、ちっぽけで無力なぼくたち人間の都合なんて気にはしてくれない。

おそらく正解なんて、この世のどこを探しても存在しない。自分で選んだその道を、正解にしようともがくことしか、ぼくたち人間にはできないのかもしれない。

こうしてぼくの次の一歩が決まった。それと同じように他のハイカーたちも自らの一歩を踏み出し、これまで一緒に北へ向かってきたハイカーの塊が、各々の意思の先へと向かい始めた。

これまでずっと一本道だったPCTがうねりだし、描いた青写真を飛び出した自分たちだけの旅がはじまろうとしていた。

ついにスタート地点のメキシコ国境の方が遠ざかってしまった。

ヒッチハイクで約150km先のオレゴン州のアシュランドへ。

煙がかった第二の州

ぼくはヒッチハイクとバスを乗り継ぎ、オレゴン州南部の街、アシュランドへやってきた。4,265kmもあるPCT全体でたったふたつしかない州境を、まさかバスで跨ぐとは想像もしていなかった。

モーテルにたどり着いたぼくは街の散策は後回しに、相変わらずネットの山火事情報と睨めっこをしていた。というのも昨日、落雷由来の山火事が、これから向かうトレイルのすぐそばで発生したそうで、オレゴンを歩こうとしているハイカーたちをトレイルが拒否しているようにさえ思えた。

「オレゴン 山火事 消火 いつ」

「アメリカ 山火事 広がるスピード」

「山火事 対処法」

思いつく限りのネガティブなワードをグーグルに投げかけてみるが、ぼくを安心させる言葉は見当たらなかった。いくら有能なグーグル先生とは言え、ぼくの進む道は教えてくれないようだ。どれだけ考えても、調べても、結局は自分で答えを見つけに行かなくてはならないようだ。自分の直感と嗅覚を信じて、とりあえず前へ進もう。

次の日、余計な情報が詰まった頭の中を空っぽにして親指を立てたぼくは、路側帯に止まってくれるヒッチハイクのクルマを少し怯えながら待っていた。

「よし、トレイルに戻るぞ」と、自分に言い聞かせながらこれを撮影したことを今でも覚えている。

まだ遠くに見えている不気味なスモーク。

明らかに雲とは違う煙がかった不気味な空から目を逸らすように、ぼくはオレゴンセクションへ足を踏み入れた。ここ最近は日に日に山火事が増え続けているので、空模様に注意しながら、電波のある場所ではなるべく情報をチェックするのが日課になっている。

「こんな場所歩くのぼくだけなんじゃない……?」

トレイルに入る前はそんなふうに思っていたが、少なくとも1日に何人かのハイカーとは顔を合わせる。リスクと手間のあるこのエリアをわざわざ歩くハイカーは少なく、明らかに以前よりも出会う人の数は減っているが、同じ山の中に少しでも人がいるだけでいくらか安心できた。

この日は特に煙がひどかった。歩いていて咳き込むほどではないが、時折、マスクをして不快な臭いをシャットアウトした。まさか感染症対策で持ち歩いていたマスクがこんな形で役に立つとは思いもしなかった。PCTの管理団体は「いまのところ通行できるが、数日のうちに閉鎖になる可能性がある」というアラートをこのエリアに出していた。

そんな山場とも言えるエリアを歩いている時、自然が少しだけぼくに微笑んでくれた。突如として真っ黒な雲が、灰色の煙に覆い被さるように、後ろからぼくを追いかけてきた。

「雨だー!」

雨雲はあっという間にぼくを追い抜き、辺りに漂っていた体が拒絶するほどの重たい匂いを、どこか懐かしい雨の匂いへと変えた。これまでロングトレイルの旅をしていて雨を歓迎したことなんてあるだろうか。空から降り注ぐ雨が煙をすっきり洗い流し、ぼくを守ってくれているようだ。それに少しでも雨が降ってくれると山火事も起こりにくそうじゃない? そんな単純なものではないだろうが、「いまのうちだぞ!」という自然の神様からのメッセージだと受け取ったぼくは、ギアを上げて逃げるようにトレイルを駆け抜けた。

雨雲と遠くに見える山火事の煙が戦いだしそうだ。

その日は息をのむほどの夕焼けだった。皮肉にも空に覆い被さるスモークがそうさせている。

煙のひどいそのエリアを抜けると、ぼくの旅は一気に速度をあげた。

オレゴン州はこれまで歩いてきたセクションに比べると、アップダウンの少ないフラットなトレイルが多く、3ヶ月間大地を蹴り続けたぼくの脚はみるみる前へと進んでいった。この頃は1日に50km以上は歩くようになっており、800kmほどしかないこのセクションは、あっという間に終わりを迎えてしまいそうだ。

トレイルのアップダウンが少なければ、おのずと心のアップダウンも少なくなり、余裕を与えられたぼくの魂はまるで眠っているかのように、知らぬ間に体だけがどんどんトレイルを駆け抜けていた。それに加えてすでに3つのエリアが山火事で閉鎖となっており、そこをヒッチハイクでスキップしていくので、まるで誰かに早送りボタンを押されたように、旅が想像を越えるスピードで加速していった。

オレゴンのハイライト、クレーター湖。空と湖の境界線が分からないほど透き通っており、時間を忘れて見惚れてしまった。

湖と陸の境界線がすばらしい。

レールを踏み外したその先に

林の向こう側のハイウェイから、耳を叩くようなうるさいエンジン音が響き、お世辞にも景色が綺麗とは言えないその場所で、バッチリとポーズを決めて写真を撮り合うハイカーたちが目に入ってきた。

地図アプリを確認したぼくはその理由を確信し、彼らに「おめでとう!」と声をかけた。「2,000」というマイルストーンを見て冷静でいろなんてのは無理な話だろう。だってメキシコの国境から2,000マイル(約3,200km)も歩いてきたんだぜ? ただの石で作られた「2,000」の文字なのだが、これまでの旅がそれに意味を持たせているのだろう。

嬉しさの反面、旅の終わりへのカウントダウンが始まったような気がして、素直に喜ぶことはぼくには到底できなかった。

ついにたどり着いた2,000マイル。PCTも残すところ650マイル(約1,000km)。

「パメリア湖のクローズエリアはヒッチハイクでスキップするんだろ?」

同じタイミングで2,000マイルを迎えたバターがぼくにそう問いかけた。ここから50km先でトレイルが閉鎖しており、ほとんどのハイカーは林を抜けた先のサンティアムパスからヒッチハイクでそのエリアをスキップし、約60km先のベンドの街へ向かう。

厳密にいうと閉鎖エリアまでまだ50kmあり、そこまではトレイルを歩くことができる。しかし、どちらにせよヒッチハイクのために今いるサンティアムパスへ引き返してくる必要があり、たかが50kmのために旅のプロセスを複雑にするハイカーはほとんどいなかった。実際、PCTの管理団体からもサンティアムパスからヒッチハイクでスキップすることが推奨されていた。

もはや答えの分かりきった挨拶のように質問を投げかけてきたバターに、ぼくは少し満足げな顔をして返答をした。

「実は…ぼくは50km先まで歩くつもりなんだ。」

お前状況わかってる? と言いたげに苦笑いをするバターにこう説明を続けた。

「付近の地図をよく見ると、閉鎖エリアのすぐ手前にサイドトレイルがあるんだ。まぁそのサイドトレイルの状況も距離も分からないんだけど……行けばどうにかなるだろう。そのサイドトレイルで道路へ下りた後、ヒッチハイクでサンティアムパスまで戻ってベンドへと向かうつもりなんだ。」

そのサイドトレイルはPCTを逸れて、次に向かう予定のベンドとは真逆の方向に伸びており、そこからヒッチハイクをするとベンドまで100kmを越える距離となる。わざわざ50kmを歩くためにそんな手間をかけることをバターが理解できないのも無理はない。

ぼくも最初はバターと同じように考えていた。

しかし、大多数が踏み入れないであろうこの先のトレイルを歩くこと、そして少しではあるがPCTを逸れて先の見えない旅をすることに、これまでにないワクワクを感じてしまった。

PCTを旅することは大きなアドベンチャーであると思うが、正直、旅に慣れてきたこの頃は、先が読めてしまうことも多くなった。トレイルでは地図に通された線をGPSに沿って歩き、決まって登山口でヒッチハイク。道路をクルマで通過する近隣の方も、この時期になるとPCTハイカーがやってくることを知っているし、ヒッチハイクでどの街へ行きたいかも把握している。

レールをちょっぴり踏み外す旅は、PCTを歩こうと決めた時の右も左も分からないけど「ワクワクが不安に打ち勝つ」ような心境を思い出させてくれた。

この特別な場所には木で作られた大きめの”2,000”も出迎えてくれた。

2,000マイルを祝ってくれるトレイルマジックは空っぽだった。

サンティアムパスを過ぎ、ひと気の少ないトレイルに踏み入れたのはもう陽が落ちそうな頃だった。日本にあったなら「馬の背」と名付けられそうなスリー・フィンガード・ジャックをはじめとするアップダウンの激しい荒削りな山に囲まれたこのエリアは、どうやらロッククライミングが盛んに行われているようだ。腰にロープを取り付けた登山者が充実した表情を浮かべて駐車場の方へと戻っていく。あんなにも急な山肌をよじ登っていた屈強なクライマーが帰路につく姿を横目に、その波に逆らって山奥へと進んでいく自分に、なぜだか少し誇らしい気分になった。

そろそろ幕営地を探さなきゃなとあたりを物色していると、斜面の上からガサゴソと藪をかき分ける音が聞こえてきた。少し身構えたが、それほど大きな音ではなかったので、おそらく鹿だろうとそちらに目をやると、見たことのない白い動物がこちらをじっと見つめていた。

「ヘイ、ブラザー!」

白い体が夕日で赤く染められ、立派な角を生やしたマウンテンゴートがそこに立っていた。「ゴート」というトレイルネームをもらったぼくは、トレイルで彼らに会いたいと思っていたが、突如としてその願いは叶えられた。少しの間、目を合わせたぼくたちは何をするわけでもなくお互いをじっと見つめ合い、別れの挨拶もせずに彼は斜面を駆けていった。

マウンテンゴートは広いアメリカの中でも一部でしか生息しておらず、周りのハイカーでも見たことのある者は少なかった。今回のエリアをスキップしていたら彼らには出会えていなかっただろう。早くも自分の選択を正解と思わせる出会いに、前へと進む一歩が今までよりも軽くなった。

よく見ると間抜けな顔をしている可愛らしいゴート。

荒々しいスリー・フィンガード・ジャック。ロッククライミングには憧れるけど、する勇気はないかな…。

 ”TRAIL CLOSED”

その看板に辿り着いた後、ぼくはPCTの太いレールから外へと飛び下りた。

そうカッコつけて言ってみたものの、実際のサイドトレイルは日帰りのハイカーも歩いているようなトレイルで、2時間ほど歩くとすぐに登山口に辿り着いてしまった。

困ったことを強いてあげると、そこからのヒッチハイクが難航したことくらいかな。PCTでは街の人たちの協力もあってヒッチハイクが一般化しているが、それ以外の場所ではまったくそんなことはない。親指を立てたらすぐにクルマが停まるような、よくある映画のワンシーンはあくまで映画の話だ。親指を立て始めて3時間くらいでやっと1台がぼくの目の前に止まってくれ、そこから3台のヒッチハイクを乗り継いで、なんとかベンドへたどり着くことができた。

ここを歩くこと自体は難しいことではないし、終わってみればこれまでのトレイルとそう変わらないものだった。しかし、一見すると自由だが、実はしっかりとレールの上を歩かされていた旅の枠組みから外れて、自分の道を自ら切り開いたことは、ぼくを本当の旅のスタート地点に立たせたような気さえした。

ただ地図にひかれた道を歩かされているだけでは面白くないでしょ。迷い、考え、選び、そして不安の中をがむしゃらに前へ進む。先の見えない自分だけの旅路に、ぼくはしっかりと「旅」を感じていた。

平坦で樹林帯が多く、退屈だと前評判のオレゴン州は、「山火事」というスパイスを使って、ぼくの旅を一皮も二皮も剥いてくれた。剥き出しのぼくの旅はこれからどこに向かっていくのだろう。PCT最後のセクション、ワシントン州はもう目の前だ。

ぼくを迎えてくれた魅惑の夕日。

レールの外にはこんなにも美しい景色が待っていた。

【#9に続く】

YouTube

伊東とスタッフJKが旅の模様をYouTubeでも振り返りました。

伊東大輔
伊東大輔
山と道京都スタッフ。 もともと海外に憧れを持っており、旅中の出会いにより海外のアウトドア文化に傾倒。カナダへのカヌーツーリングやアラスカでのトレッキングを経験する。もっと長い旅を求めて2022年に北米のロングトレイル、パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)、2023年にコンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT)、スペインのカミーノ巡礼を旅する。旅で出会ったULやハイキングカルチャーを多くの人と共感したいと考え、山と道へ入社。「自分らしい旅」を求めてこれからも様々なスタイルの旅を模索していこうと目論んでいる。
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