ハイキングカルチャーを育むコミュニティ作りを各地域で行っている「山と道HLC」の活動を、各地域のアンバサダーや参加者の皆さんのインスタグラム投稿を通じて振り返ります。
夏になると花を見るために山へ行くハイカーも多いですね。
高山植物は氷河期に広く分布していたものが、気温の上昇により標高の高い山に取り残された結果、あたかも海に浮かぶ島々に身を寄せ合うように山頂付近に群生するのが見られるようになったと言われます。
今年は早い時期から猛暑、酷暑が続いています。「地球温暖化」では生ぬるい、これは「地球の沸騰化」であると国連のアントニオ・グテーレス事務総長は警鐘を鳴らします。
このまま気温上昇が続けば、2050年には世界の全ての山から氷河が消失すると結論づけた研究もあるようです。そうなれば高山植物にとっても文字通り死活問題です。可憐な美しい花々を見れるのはそう長くはないのかもしれません。
我々ハイカーにできることはないのだろうか? ハイキングのベストシーズンを迎えるワクワクする気持ちとともに、ちょっとモヤモヤするところもありますね。
ひとまずたくさん歩きましょう!
スマートフォンでは各投稿のキャプションが一部表示されないことがありますが、リロードを繰り返すことで正常に表示されます。また、各画像をタップすることでインスタグラムの投稿に直接アクセスできます。
HLC北海道
HLC北海道では、『HLC北海道2泊3日ULハイキング』を7月5ー7日に知床の羅臼岳と摩周・屈斜路トレイルで開催しました。
よりチャレンジングなULハイキングを実践する「PRACTICE」カテゴリーの本プログラムでは、事前にアンバサダーと参加者がひとつのチームになってルートなどの山行計画を立て、天候の影響を受けるも臨機応変に実行。共にULハイキングの可能性を深めました。
7/5ー7
HLC北海道2泊3日ULハイキング
[PRACTICE]
HLC関西
HLC関西では、7月7日に「山と道京都」で『ULハイキング入門講座』を開催しました。山と道HLCの入り口でありULハイキングのビギナーを対象とした「BASIC」カテゴリーのプログラムで、山と道京都店長の山本が講師となり、参加者の皆さんはULハイキングの方法と考え方や哲学を座学で学びました。
また、7月27日には同じく山と道京都で「HLC関西 山と道スタッフ JK x 大ちゃん クロストーク『9058kmを歩いた先に見えた”ウルトラライト”の意味』」と題したクロストークを実施。
山と道のスタッフやショップを軸に展開する「SHOP/STAFF/PRODUCTS」のプログラムとして、アメリカのロングトレイルを歩いた山と道スタッフのJK(中村純貴)と大ちゃん(伊東大輔)が歩き旅を続ける中で感じたウルトラライトからの学びをシェア。トーク終了後は懇親会を行い、参加者の皆さん同士交流しました。
7/7
ULハイキング入門講座(山と道 京都 / 京都)
[BASIC]
7/27
HLC関西 山と道スタッフ JK x 大ちゃん クロストーク
「9058kmを歩いた先に見えた”ウルトラライト”の意味」
[SHOP/STAFF/PRODUCTS]
HLC鎌倉
HLC鎌倉では、7月27日に「山と道材木座」と鎌倉周辺のトレイルで『Mountain King Pop Up Shop & Try On』を開催しました。
トレッキングポールの専門メーカー、マウンテンキングの竹谷 浩さんをお呼びしてのポップアップイベント。販売のほか、ポールの使い方をレクチャーする「Try On」も行い、参加者の皆さんは実際に鎌倉の山をトレッキングポールを使って歩きながら正しい使い方を学びました。
7/27
Mountain King Try On
[SHOP/STAFF/PRODUCTS]
プログラムに参加していただいた皆さん、素敵な投稿をしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
山には秋の気配が訪れる頃。2024年度のプログラムも各エリアで活発に行っています。プログラムに参加してみたい方、山と道HLCの活動に興味を持たれた方は、ぜひCOMMUNITYページをご覧ください。