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自由になるための軽量化

2023年4月の特集 ULハイキング
2023.04.07

自由になるための軽量化

2023年4月の特集 ULハイキング
2023.04.07

ULハイキングのための道具をお届けしながら、それを使う人や、見える風景、その土地の文化を含めたULハイキングの魅力をひろく伝えていきたい。山と道は、2023年4月から毎月のテーマをもとに、直営店やそこに集まる人々、ウェブ、SNSを横断して、月間特集コンテンツを発信していきます。初回のテーマはこれしかないでしょう。そう、「ULハイキング」です。

自由になるための
軽量化

なぜ荷物を軽くするのか? それは軽やかに、自由に、トレイルを歩くためです。小さなバックパックを背負った身体ひとつで広大な自然と対峙しながら歩き続ける。その時にふつふつと湧き上がる喜びは、何にも代え難い体験です。さらに、ULハイキングを実践し「自分にとって必要なものは何か?」を考えているうちに、普段の生活でも心身が軽くなり、シンプルになっていく。あなたにとって、軽さがもたらしてくれる自由はどんなものでしょうか? ウルトラライトになって、どこまでも、どこまでも、歩いていきましょう。

STORES

山と道直営店はULハイキングにまつわるヒト・モノ・コトを発信していく拠点として、山と道の製品やULハイキングに関連するアイテムの販売はもちろんのこと、ハイカー仲間と出会い、カルチャーを育んでいく場として展開していきます。山と道材木座、山と道京都それぞれの個性溢れる企画がこれからどんどん生まれる予定です。どうぞお楽しみください。

山と道 材木座

ULハイキングの
学びと交流の場が誕生

ULハイキングを軸により深くより広く交流できる場を、店舗内に新たに設けました。地図を広げて次に登る山を考えたり、仲間とハイキング談義に興じたり。イベントに参加したり、ゆっくり本を読んだりと、過ごし方は自由です。悩んでいたら誰かが助けてくれる、ナイスな情報はみんなで共有できる、そんなハイカーボックスのような場所を目指します。
※当面の間、土曜日・日曜日限定での開放となります。

山と道がセレクトした書籍を読むことができるスペースも設置しています。山、旅、ハイキングにまつわる書籍が大集合! 書籍の販売もしていますので、旅のお供にぜひどうぞ。

HLC鎌倉のプレイスとして、今年度からは「SHOP/STAFF/PRODUCTS」カテゴリーのイベントを開催します。こちらもどうぞご期待ください!

開催予定のイベント

ULハイキングのトークセッションを開催 「HLC鎌倉 ミートアップ」

ULハイキングに興味のあるハイカーたちの交流会を開催。当日は過去プログラムの参加者も交えてULハイキングについてのトークセッションを行う予定。ULハイキングをはじめたきっかけの話や、ギア紹介なども行いますので、ぜひお気軽にご参加ください。

開催日:2023年04月22日(土)
時間:18:30-21:00
参加費:1,000円

「山と道 材木座 サタデーモーニングラン」

体もUL化すべく、スタッフと一緒に朝の気持ちいい空気の浴びながら、トレイルを走りませんか? 山と道 材木座に集合なので、ふらっとご自由に参加いただけます。

開催日:毎週土曜日
時間:9:00-10:00
初回:2023年04月15日(土)

山で役立つ! 植物由来の粉末パウダー
「自然レメディ」を販売開始

植物の成分を凝縮した粉末パウダー「自然レメディ」(サンシャインジュース製)を山と道直営店で販売開始。余分なものが入っていない100%植物由来のパウダーが体の調子を整えてくれます。パウダーのよさは、なんといっても軽いところ。それでいて水に溶かしてジュースとして楽しめるほか、手作りの行動食に混ぜたり、粉末ドレッシングとして料理にまぶしたりと、使い方は自由。山で自然の恵みを存分に味わいながら進み続けるハイキングは、ひと味違った体験になるはずです。おもしろいレシピを考案してぜひ教えてください!

フレーバーは、チャーガ「免疫 IMMUNITY」/ビーツ「回復 RECOVERY」/スギナ「排出 DETOX」/ウコン「強肝 HANGOVER」の4種類です。

水にもすぐ溶けるため、ハイキング中の栄養補給としても手軽に取り入れられます。

山と道材木座 ご来店予約に進む

※交流スペースは当面の間、土曜日・日曜日限定の開放となります。

山と道 京都

4/29(土)京都五条にオープン

製品販売のみならず、ULハイキングの学びと交流の場所として、京都・五条に新店舗をオープン。サウナの名店「梅湯」の裏手に位置し、クラフトビールのボトルショップも併設予定。山から帰ってきてビールを飲みながら山談義に花を咲かせたり、帰りがけにサウナに寄る相談をしたり。ここから山と道のコミュニティが生み出されるような場所を目指します。

※画像はイメージです。

山と道京都 ご来店予約に進む

山食音は4月16日(日)をもちまして閉店することになりました。

インスタグラムの山食音アカウントも山と道アカウントに統合されますので、山と道 材木座含め今後の店舗情報は@yamatomichiをご確認ください。

JOURNALS

ハイキングのフィロソフィーやトレイルログ、国内外のULカルチャーを取り上げてるのが、山と道のメディア「JOURNALS」です。これまでの膨大なアーカイブから、ULハイキングの理解を深めるための記事をセレクトしました。お読みになった感想など、ぜひ店舗スタッフまでお聞かせください。さらに、今月後半には「ULハイキング」についての「JOURNALS」新記事もリリース予定です。お楽しみに!

日本におけるULハイキングの伝道師、土屋智哉を豊嶋秀樹がインタビュー。20年近く日本にULハイキングの種を撒き続けてきた土屋が語る、ULの現在地とは?

JOURNALS編集長の三田正明がこれまでの山行や取材経験から学んだ軽量化の方法論。これを読めば、あなたの装備はどんどん軽くなる〜!

日本最高峰の山岳レース、トランスジャパンアルプスレースの選手たちが山と道の「MINI」を愛用していると知った山と道の代表夏目が、ファストパッキングに初挑戦。過酷な旅の中で道具制作のヒントを掴み取る。

最低の費用で最高のハイキングをするべくJOURNALS編集長の三田が、理想のチープハイクを求めて体当たり! これぞ究極の(?)ULハイキング思考。

USE CASE

今月のハイキングでの山と道製品の着用例をご紹介。「どこまでも歩き続けるために」―― 肌寒い時でもアクティブに歩みを進められる行動着はいかがでしょう?

Nori Ko 181cm-63kg
UL All-weather Hoody (Size XL), UL All-weather Pants (Size XL), MINI (Size M)

UL All-weatherシリーズは少し肌寒いときの行動着としてガンガン使える。生地に使われているパーテックス・シールドエアは透湿防水素材で、従来のアウトドアメーカーであれば、超軽量レインウェアとして販売しているだろう。しかし、山と道はシールドエア・シリーズの中でも極薄かつ高通気な生地を採用した。おそらく世界で一番、身体にこもる熱を逃す性能をもっている。だから行動着として、ウインドシェルやパンツと同じ使い方ができるんだ。(山と道 夏目彰)

COMMUNITY

ハイキングカルチャーを育む各地域のコミュニティ山と道HLC。今年度も「HIKE」「LIFE」「COMMUNITY」をキーワードに、それぞれが繋がりを持って循環する世界を楽しみ続けることを目指し、さらにすべてのカテゴリーにおいて、ULハイキングをより意識できるようなプログラムを編成しています。そんなプログラムの入り口としてULハイキングを実践する基礎となる「ULハイキング入門」をご紹介します。

山と道HLC ULハイキング入門

装備のUL化は実践あるのみ。山と道HLCでは、山と道の考えるULハイキングの概要を知ることができる座学形式のプログラムを行っています。各自が持参した道具のギアリストを作成しながら道具の取捨選択の方法を知り、UL装備化の手順やポイントを理解します。ULハイキングを様々な角度から学べる内容となっているため、ぜひご参加ください。

近日開催予定のプログラム

INSPIRATIONS

ULハイキングの思想や歴史がわかり、これからの山歩きのインスピレーションになるような本をご紹介します。山と道直営店でも取り扱っているので、ぜひ手に取ってみてください。

『ウルトラライトハイキング : Hike light,Go simple』
土屋智哉著(山と溪谷社刊、2017年、880円(税込))

言わずと知れたULハイキングの代表的入門書。シンプルな文体も魅力だが、特筆すべきは具体的な道具の写真や記述が一切無い構成で、刊行当初もっとカタログ的な本を期待していた自分は少し肩透かしな気分もしたものだったが、初版(ソフトカバー版)の刊行から12年が経った今、その構成故に現在も内容がほとんど古びていないことに改めて土屋智哉氏の慧眼を思う。これから先も多くの旅人を軽量化の道に誘うであろう歴史的名著。(JOURNALS編集長 三田正明)

PLAYLIST

店舗やオフィスでスタッフが聴いているプレイリストをお届け。曲のセレクトは、山と道のモデルとしても活躍している豊嶋きよらさんです。

4月のテーマは月間特集にあわせて「Ultralight Hiking」です。シンプルな装備でロングトレイルを歩いているハイカーをイメージしながら選曲していただきました。軽快さや、歩く愉しさ、歩調に合わせて刻まれるリズム感、自然の中にだんだん没入していく感覚の想像を膨らませながら楽しめる全45曲です。今月、山と道月間特集編集部スタッフは「Swing Out from Open Position」、制作スタッフは「Hocus Pocus」をよく聴いています。みなさんのお気に入りの曲があればぜひ感想をお知らせください。

公式インスタグラム@yamatomichiでも4月の特集について発信中。

CREDIT

STORES
Hidenori Maehara
Akira Natsume

JOURNALS
Masaaki Mita
Lee SaengMi

USE CASE
Nori Ko(SUNSHINE JUICE)
Akira Natsume

INSPIRATIONS
Masaaki Mita

PLAYLIST
Kiyora Toyoshima

Planning & Editorial
News Desk/ Editorial : Lee SaengMi, Emma Nakajima
Journals : Masaaki Mita
Produce:Yuma Shimoyama
Photography:Rikiya Nakamura, Hikaru Otake
Art Direction:Yosuke Abe
Content Direction : Kiyo Fujishiro
Supervision : Akira Natsume