山と道HLC 11月の
プログラムのお知らせ
11月の山と道HLCは、初冬ともいえる晩秋の北海道と東北でのプログラムのご案内です。
HLC北海道ではゲストに『マウンテンガイド・コヨーテ』の古市竜太さんを迎え、かつての鉱山跡を巡る1泊2日のローカルスタディハイキングを行います。山中に残された山跡は、これほどの規模で人々が暮らしていたとは驚くばかり。ハイカーならではのアプローチでの学びのハイキングです。
同時に秋冬のラインナップを取り揃えた山と道のポップアップショップも開催します。
HLC東北では、8月に引き続き、みちのく潮風トレイルを1泊2日で歩きます。夏とは気温も風景も違う晩秋のトレイル、キリッとした寒さの中での気づきも多いULハイキングとキャンピングを楽しみましょう。
山と道HLCは、地域ごとに異なる状況に応じて内容や参加条件などを調整しながら、「できること」を「できるかたち」でプログラムを実施しています。今回のプログラムでは参加者のみなさんの居住地による参加制限を設けさせていただいております。対象外のエリアにお住いの方には申し訳ありませんがどうぞご理解いただきますようお願いいたします。
山と道HLCプロジェクトディレクター 豊嶋秀樹
HLC北海道
11月14日(土)-15日(日)
ニセコ・ローカルスタディ
ハイキング&山と道
ポップアップショップ
【LOCAL STUDY HIKING / POP UP SHOP】
ニセコの歴史に興味のある方を対象としたローカルスタディハイキングをニセコ連峰のイワオヌプリ周辺で行います(1泊2日/積雪期キャンピングを含む)。
ゲストに『マウンテンガイド・コヨーテ』の古市竜太さんを迎え、かつて山中に栄えた硫黄鉱山の跡地を巡りながら、当時のニセコの人々の暮らしやその変化について話をうかがいます。
同時に、集合・開催場所となる『Camp&Go』では秋冬製品をラインナップした山と道ポップアップショップも開催します。
- 【ニセコ・ローカルスタディハイキング】
- 硫黄鉱山跡を訪れる1泊2日のローカルスタディハイキング
- ハイキングをしながら当時のニセコの人々の暮らしや歴史を学ぶ
- ゲストには『マウンテンガイド・コヨーテ』の古市竜太さんを迎えての開催
- 【山と道ポップアップショップ】
- 山と道の定番製品、秋冬製品を豊富にラインナップ
- 実際に製品の試着も可能
- 2日間の期間限定オープン
ニセコ・ローカルスタディ
ハイキング
場所:ニセコ連峰
開催日:11月14日(土)ー15日(日)
集合:11月14日(土)8:00/Camp&Go
解散:11月15日(日)14:30/Camp&Go
定員:10名 ※最少催行人数:2名
参加費:6,000円 ※当日現金でお支払いください。
参加対象:テント泊を伴う山行経験がある北海道に在住の方
募集締切:11月13日(金)
※参加費とは別に、温泉代700円、野営場使用料200円がかかります。
※雨天決行、荒天中止です。プログラムの中止の場合は、前日の15時までに判断しご連絡します。
山と道ポップアップショップ
開催日:11月14日(土)ー15日(日)
開催時間:12:00ー19:00 ※15日(日)は18:00まで
会場:Camp&Go内のWhite Wall Room
販売予定製品:山と道の定番製品・秋冬製品
※MINI、MINI2、THREE、Merino Pullover、Bamboo Shirt、Merino Coach Shirt Jacket、Light Alpha Vest/Jacket、Alpha Anorak、Winter Hike Pants、Merino 5-Pocket Pants、Merino Knit Cap、Merino Cap等を予定しています。
山と道HLC北海道アンバサダー 峠ヶ孝高よりメッセージ
ニセコ連峰の中のイワオヌプリの北側に、明治から昭和初期にかけて栄えていた硫黄鉱山がありました。最盛期には200人近い人々が生活をし、学校や食堂等が立ち並んだと言われていますが、昭和12年に閉山した後は人も離れ、今は当時の面影はありません。雪深い山の奥地でどうやって暮らしていたのか、未だに多くの謎が残されています。
今回は地元のガイド、『マウンテンガイド・コヨーテ』の古市さんを講師にお招きし、そんな硫黄鉱山の跡地を歩ながら、ニセコがどういう場所だったのかという理解を深めていきます。パウダースノーの雪山になる前のこの時期に、かつてのニセコの人々の暮らしを知ることで、なぜたくさんの人々がこの地に魅了されるのかを知るヒントにも繋がるはずです。
また、今年の夏大好評だった山と道ポップアップショップも同じ日程で開催します! 北海道のこれからのシーズンにぴったりな山と道の製品を取り揃えるので、ぜひ遊びに来てくださいね。
ゲストプロフィール
環境と食に興味を持ち、明治大学の農学部に入学する。卒業後、雄大な北海道で生活するためにホクレン農業協同組合連合会に入会。さらに身近に自然を感じ、環境にインパクトをかけない生活を実践するために マウンテンガイド・コヨーテを立ち上げ、現在はコヨーテのプログラムを充実させるために奮闘中。ニセコ地域ではニセコ羊蹄山岳会代表やニセコウィンターガイド協会の理事も務める。
山域の説明や行程、必携品、製品レンタル、感染防止対策、お申込みに関しては下記からご覧ください。
【ニセコ連峰について】
ニセコ連峰は、日本海側の雷電山から東西に渡って伸びる全長約40キロの山系です。標高1000m前後の山々からなる山域は、そのコンパクトさからも天候や体力、目的等によってさまざまなコースを選択できます。山スキーのメッカとしても知られるニセコですが、グリーンシーズンも魅力が豊富です。壮大な景色や多彩な植物は美しく、トレイルも変化に富み、バリエーション豊かなハイキングを手軽に楽しむことができます。
【1日目】8:00Camp&Go/集合、8:10レンタル製品への交換と簡単なブリーフィング、9:00Camp&Go出発(大谷地まで送迎)、10:00大谷地、15:00五色温泉・ニセコ野営場
【2日目】8:00ニセコ野営場出発、13:30道道58号線、14:30Camp&Go到着/解散
※昼食時間は設けません。休憩時または行動時に行動食を取りながらの山行になります。
※予定は変更する場合があります。
【必携品について】
積雪期の1泊2日テント泊山行を想定した装備一式、食料、水、アルコールジェル
【レンタルサービスについて】
本プログラムでは、実施シーズンに適した山と道の製品を試用できます。ご興味のある製品がございましたら、予約フォームよりお申込みください。
レンタル料金:無料
レンタル可能製品:MINI、THREE、5-Pocket Pants、Merino 5-Pocket Pants、UL Shirt、β UL Long Rain Hoody PU Sosui等
【感染防止対策について】
- ご自身もしくはご家族に、風邪の症状や37度以上の発熱がある場合は参加をご遠慮ください。
- 移動手段はできるだけマイカーを利用し、公共交通機関を使う場合はマスクを着用してください。
- プログラム中はハイキング時以外はマスクを着用し、参加者同士のソーシャルディスタンスを維持してください。
- トイレの前後、食事の前は手洗いもしくはアルコールジェルを使った手指消毒を徹底してください。
- 飲食時には、食器の貸し借りや食べ物等のシェアは避けてください。
【その他】
- 本プログラムにおけるハイキングは、参加者各自がULハイキングについての理解を深めるための実践として行うものであり、登山ガイドや旅行会社による安全を確保されたツアーではありません。集合場所までの移動中またはハイキング中の事故等は、全て自己責任となることをご理解の上ご参加ください。
- 参加費に保険料は含まれておりません。万が一の事故や怪我に備えて、YAMAP登山保険やモンベル野あそび保険等の保険に、各自で加入されることをお勧めいたします。
- 自動車等の手配が困難で、集合・解散場所へのアクセスができない方は、一度ご相談ください。
プログラムに申し込む
HLC東北
11月21日(土)-22日(日)
晩秋のみちのく
潮風トレイル
1泊2日ULハイキング
【UL HIKING EVENT】
8月のプログラムに続き東北を代表とするロングトレイル、みちのく潮風トレイルの久慈市ルートを、UL(ウルトラライト)スタイルで1泊2日のセクションハイキングを行います。
事前のギアリスト作成や、アンバサダーによる装備の軽量化の提案、山と道やSix Moon Designsの製品等の軽量な道具への交換を経て、実際にULスタイルのハイキングを経験します。
ULハイキングに興味のある方を対象としたプログラムです。
- みちのく潮風トレイルの人気ルートの1泊2日ULハイキングプログラム
- 事前のギアリスト作成やアンバサダーによる道具の取捨選択への提案を経て、実際にUL装備でのハイキングを経験
- 東北では一般的ではないキャンプ泊を挟んだハイキングを晩秋に経験
- 山と道とSix Moon Designsの製品の無料レンタルが可能
写真は8月に開催した「みちのく潮風トレイル(宮古市北部ー宮古市中部ルート)」です。
晩秋のみちのく潮風トレイル1泊2日ULハイキング
場所:みちのく潮風トレイル(久慈市ルート)
開催日:11月21日(土)ー22日(日)
集合:11月21日(土)9:00/久慈駅
解散:11月22日(日)14:30/久慈駅
定員:15名 ※最少催行人数:5名
参加費:4,000円 ※当日現金でお支払いください。
参加対象:テント泊を伴う山行経験のある東北地方在住の方
募集締切:10月30日(金)
※雨天決行、荒天中止です。プログラムの中止の場合は、前日の15時までに判断しご連絡します。
山と道HLC東北アンバサダー 上野裕樹よりメッセージ
8月HLC東北プログラムで大好評だったみちのく潮風トレイル1泊2日ULハイキング。今回は久慈市ルートを歩きます。
久慈市ルートは、海の景観をダイナミックに感じるスポットも多く、前回歩いた宮古市北部ー宮古市中部ルートに負けず劣らず見所満載です。岩手のクライミングスポットとしても有名で多彩なアクティビティを楽しむことができるエリアでもあります。
開催時期は晩秋になるので、移りゆく季節を感じながら気持ちよいハイキングになること間違いありませんね。是非一緒に歩きましょう!
山域の説明や行程、必携品、製品レンタル、感染防止対策、お申込みに関しては下記からご覧ください。
【みちのく潮風トレイル(久慈市ルート)について】
みちのく潮風トレイルは、青森県八戸市から福島県相馬市までの海岸線を中心に歩くロングトレイルです。歩くスピードで旅することで、さまざまな自然や景色に出会うことが出来ます。テント泊を伴うハイキングが一般的ではない東北において、衣・食・住をバックパックにつめて歩くことができるトレイルは魅力的です。侍石や横沼展望所など今回も見所の多いルートです。今回の久慈ルートでは陸中海岸北限の道として整備されている侍浜の遊歩道や、美しい久慈海岸など雄大な景色を楽しむことができます。高さ約30m程の絶壁の上から、切り立った断崖を展望できる横沼展望台など見所満載です。
【1日目】9:00久慈駅/集合、9:10レンタル製品への交換と簡単なブリーフィング、9:50電車移動、10:20陸中中野駅到着、10:30陸中中野駅出発、15:00北侍浜野営場到着
【2日目】8:00北侍浜野営場出発、13:30陸中夏井駅到着、14:20電車移動、14:30慈駅到着/解散
※昼食時間は設けます。火器を持参し調理することも可能ですし、行動食などの軽食ですましていただいてもかまいません。
※予定は変更する場合があります。
【プログラム当日までの流れ】
今回のプログラムでは、参加者の方に事前のギアリストの作成やアンバサダーによる道具の取捨選択への提案、山と道製品等の軽量な道具への交換を経て、実際にULスタイルのハイキングを経験することが目的です。そのため、参加者の方には事前に以下のプロセスへのご協力をお願いしています。
①お申し込み時に、ギアリストの作成方法、レンタル可能な山と道製品リスト、注意事項等を記したメールをお送りします。
②プログラムの山行を想定したギアリストを作成し、ご提出いただきます。※11月6日(金)まで
③アンバサダーがギアリストを確認し、軽量化のアドバイスを行うと共に、山と道製品等の軽量な道具へのレンタルでの交換をご提案します(レンタル代は無料です)。※11月13日(金)まで
④アンバサダーからの提案を元にレンタル希望品を選びます。(アンバサダー提案以外の山と道製品のレンタルも可能です)。
⑤レンタル製品への装備の交換を経て、実際にハイキングに参加します。
※アンバサダーにより装備の軽量化がなされていると判断された方も、山と道製品レンタルサービスのご利用は可能です。お試しになりたい製品があればぜひご活用ください。
【必携品について】
無雪期の1泊2日小屋泊山行の装備一式、食料、水、マスク、アルコールジェル
※朝晩は氷点下近くまで下がる場合があるので、防寒対策をしてください。
【レンタルサービスについて】
本プログラムでは、実施シーズンに適した山と道の製品を実際に試用できます。ご興味のある製品がございましたら、予約フォームよりお申込みください。
レンタル料金:無料
レンタル可能製品:MINI、THREE、5-Pocket Pants、Merino 5-Pocket Pants、UL Shirt、β UL Long Rain Hoody PU Sosui等
【感染防止対策について】
- ご自身もしくはご家族に、風邪の症状や37度以上の発熱がある場合は参加はご遠慮ください。
- 移動手段はできるだけマイカーを利用し、公共交通機関を使う場合はマスクを着用してください。
- プログラム中はハイキング時以外はマスクを着用し、参加者同士のソーシャルディスタンスを維持してください。
- トイレの前後、食事の前は手洗いもしくはアルコールジェルを使った手指消毒を徹底してください。
- 飲食時には、食器の貸し借りや食べ物等のシェアは避けてください。
【その他】
- 本プログラムにおけるハイキングは、参加者各自がULハイキングについての理解を深めるための実践として行うものであり、登山ガイドや旅行会社による安全を確保されたツアーではありません。集合場所までの移動中またはハイキング中の事故等は、全て自己責任となることをご理解の上ご参加ください。
- 参加費に保険料は含まれておりません。万が一の事故や怪我に備えて、YAMAP登山保険やモンベル野あそび保険等の保険に、各自で加入されることをお勧めいたします。
- 自動車等の手配が困難で、集合・解散場所へのアクセスができない方は、一度ご相談ください。
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山と道HLCとは
山と道HLCは、UL(ウルトラライト)ハイキングの楽しさを共有し、可能性を追求し、ともにハイキングカルチャーを育むコミュニティーです。
山と道HLCは、アンバサダーによって地域ごとに運営され、それぞれのフィールドに応じたプログラムを実施します。
「コミュニティー」のない「ライフ(暮らしや営み、生活そして人生)」は味気ないですし、「ライフ」のないところに「ハイク」は存在できないでしょう。
山と道HLCは、そんな「ハイク」と「ライフ」と「コミュニティー」の関係を個別ではなく循環的に捉え、より豊かな「ハイク」と「ライフ」と「コミュニティー」の関係を築いていきたいと思っています。
豊嶋秀樹(山と道HLCプロジェクトディレクター)
アンバサダー&
プロジェクトディレクター
山と道HLCを山と道と共に作り上げている各地のアンバサダーとプロジェクトディレクターです。それぞれの得意分野を生かしたプログラムを通じて、各地のローカルハイキングコミュニティー作りに尽力しています。
『SPROUT』『Camp&Go』代表。北国の生活に憧れ北海道のニセコに移住し、2009年にコーヒーショップ『SPROUT』を開業。2019年にはコーヒーとアウトドアとライフが楽しめる場所『Camp&Go』をオープン。現在はコーヒーを勉強しながらハイキングやスキー、カヤックとニセコの自然をアクティブに過ごしている。
@hlc_hokkaido
『knotty』代表。10代でニューヨークに渡りダンスとブラックカルチャーにどっぷりはまる。帰国後、幼い頃に親しんだ山の奥深さを再発見し登山、バッグカントリースキー、クライミング、マウンテンランニング、沢登とオールシーズン自然を楽しむ。安全で楽しい山遊びを伝えるため、岩手県紫波町にアウトドアショップ『knotty』を立上げ、「自然」「山」「人」とのGROOVE感を求め日々精進中。
@hlc_tohoku
『LUNNETES』スタッフ。20歳の頃に友人と登った那須岳での言葉にできない感覚に魅了され山に登り始める。山と道のサコッシュを手にしたことでULカルチャーと出会う。同時にMYOGにも目覚め、自作した道具で山に行く楽しみを覚える。カメラメーカーを退職後『LUNETTES』のスタッフに。ハイクの他にフライフィッシングとテレマークスキーにも夢中。
@hlc_kitakanto
『山道具谷ノ木舎』店主。カメラを片手に放浪中、チベットやカラコルム、ラダック等の山岳民族の生活文化や、その圧倒的な風景に魅せられて、アウトドアカルチャーにハマっていく。旅の経験からアジアや中東各地の手仕事と結びついたアパレルメーカーを経営しつつ、2020年4月に山道具屋、山道具谷ノ木舎をオープン。持ち前の機動力を活かして、ウルトラライトスタイルで野山を駆けめぐり、ハードリカーを飲みながら野営するのがいちばんの大好物。ニックネームは『きんにくん』。
@hlc_kansai
『T-mountain』代表。四国・松山城の麓で山道具屋『T-mountain』を営む。山は歩く、走る、攀じる、滑る、どれも好き。20代から日本の主要な山はもちろん、海外の山へも出かけてきた。近年は、自分の生活に密着した里山や決して特別ではない近くにある山々の魅力に深く心をくすぐられている。四国の素晴らしい自然を世界へ発信するため、日々あちこちでソトアソビ実践中。三人の愛娘といつまでラブラブできるか悩み中。
@hlc_shikoku
『Miasan Outdoor Center』 代表。カナダの『ヤムナスカ・マウンテンスキル・セメスター』で欧米の登山技術を学び、帰国後『Miasan Outdoor Center』を創立。ハイキングや雪山登山等の講習を行う一方、山小屋等の管理も行っている。20年以上、台湾原住民の布農族からより自然に近い生活を学び続けており、パーマカルチャーや里山生活についての造詣も深い。
作品制作、空間構成、キュレーション、イベント企画などジャンル横断的な表現活動を行いつつ、現在はgm projectsのメンバーとして活動中。山と道とは共同プロジェクトである『ハイクローグ』を制作し、九州の仲間と活動する『ハッピーハイカーズ』の発起人でもある。ハイクのほか、テレマークスキーやクライミングにも夢中になっている。ベジタリアンゆえ南インド料理にハマり、ミールス皿になるバナナの葉の栽培を趣味にしている。妻と二人で福岡在住(あまりいませんが)。