ハイキングカルチャーを育むコミュニティ作りを各地域で行っている「山と道HLC」の活動を、各地域のアンバサダーや参加者の皆さんのインスタグラム投稿を通じて振り返ります。
年を跨いでしまうと先月のことも随分前のように感じられます。
山と道HLCの12月にはHLC台灣でULハイキングプラクティスが実施されました。同行することはかないませんでしたが、写真を見たり、アンバサダーの林さんの話を聞くと、参加者のみなさんにとって素晴らしい体験となったようです。
ULハイキングは、アメリカから日本へもたらされ、日本の山や気候、カルチャー、ルール、ライフスタイルなどにフィットするように、東洋の島国で独自の進化を育んできました。
日本文化には、すべてと思える分野において、外国から伝わったものを独自の解釈で受容し、最終的にはオリジネーターの想像範囲を超えたものとして、私たちの住む島国で浸透した事柄が多くあります。
日本と同じく島国である台灣にも似たようなところがあるのではないでしょうか。そういった意味でHLC台灣の活動が、日本国内でのHLCとまったく同じだったとすれば、不自然であるように思います。
台灣の熱気と湿度をしっかりと吸い込んで育まれるHLC台灣のコミュニティーがこれからどうなっていくのか、とても楽しみです。
山と道HLCプロジェクトディレクター 豊嶋秀樹
スマートフォンでは各投稿のキャプションが一部表示されないことがありますが、リロードを繰り返すことで正常に表示されます。また、各画像をタップすることでインスタグラムの投稿に直接アクセスできます。
HLC北関東
HLC北関東では、12月16日に『HLC北関東ミートアップ』を「那須塩原市まちなか交流センターくるる」で行いました。
ミートアップはHLCの「LIFE」と「COMMUNITY」に関するプログラム。2023年のHLC北関東の『ULハイキングプラクティス』の参加者3人を交えたトークセッションを前半に行い、後半はそのまま交流会へ。さまざまな質問が飛び交う、楽しい懇親の場となりました。
12/16
HLC北関東ミートアップ
[LIFE&COMMUNITY]
HLC鎌倉
HLC鎌倉では12月17日に『スタッフJKのコンチネンタル・ディバイド・トレイル報告会』を山と道 材木座で開催しました。
山と道のスタッフや製品、ショップを軸にしたSHOP/STAFF/PRODUCTSプログラム。今回はスタッフJKこと中村純貴が、今年アメリカ大陸の3大ロングトレイルのひとつであるコンチネンタル・ディバイド・トレイル(CDT)を踏破した報告会を行いました。報告会後はそれぞれ懇親会も行い、参加者の皆さんと大いに盛り上がりました。
※HLC関西でも同プログラムを12月10日に山と道 京都で開催しています。
12/17
スタッフJKのコンチネンタル・
ディバイド・トレイル報告会
[SHOP/STAFF/PRODUCTS]
HLC四国
HLC四国では、『山と道修理部のリペアワークショップ(穴あき補修編)』を愛媛県松山市のケミビル705号室で12月2日に開催しました。
様々な分野での知識や経験を持つ山と道スタッフがコーディネートするSTAFF’S SPECIALITYのプログラム。今回は山と道修理部の北島が松山を訪れ、参加者の皆さんは穴の空いた私物のメリノウール製品を自身の手で修理し、道具の理解を深めULハイキングにおける修理の重要性を学びました。
その夜は、『HLC四国ミートアップ』を東温市の上林森林公園で開催。2024年に向けて熱気が高まりました。
12/2
山と道修理部のリペアワークショップ
(穴あき補修編)
[STAFF’S SPECIALITY]
12/2
HLC四国ミートアップ
[LIFE&COMMUNITY]
HLC台灣
HLC台灣では、12月15日ー17日に台東の秘境といわれる轆轆溫泉で『轆轆溫泉2泊3日ULハイキングプラクティス』を実施しました。
山と道HLCの1年間の活動の集大成となり、アンバサダーと参加者がチームになってチャレンジングなハイキングを行うこのプログラムは、アンバサダー林と参加者の皆さんがチームとなってULハイキングの可能性を深めた3日間となりました。
12/15ー17
轆轆溫泉2泊3日ULハイキングプラクティス
[PRACTICE]
プログラムに参加していただいた皆さん、素敵な投稿をしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
2023年度のプログラムも各エリアで活発に行っています。プログラムに参加してみたい方、山と道HLCの活動に興味を持たれた方は、ぜひCOMMUNITYページをご覧ください。