ハイキングカルチャーを育むコミュニティ作りを各地域で行っている「山と道HLC」の活動を、各地域のアンバサダーや参加者の皆さんのインスタグラム投稿を通じて振り返ります。
新年明けましておめでとうございます。山と道HLCの12月を振り返ります。
2022年の締めくくりに、HLC北関東で『山と道のULハイキング入門(冬期編)』、HLC台灣で『台東戒茂斯(Taitung Jiemaosi)2泊3日ULハイキングプラクティス』を行いました。
冬期におけるULハイキングは、基本的な方法や考え方はスリーシーズンと同じですが、気象条件や低温、積雪などにおいて冬ならではの対策と工夫を必要とします。安全性を確保しながら軽量化を図ることは一朝一夕にできることではないでしょう。学んだことを少しずつ試しながら、体験を通じて身につけていくことも、またULハイキングの楽しみのひとつですね。
そして、HLC台灣で開催された人気ルートでのULハイキングプラクティスは、寒波や強風、冷たい雨など厳しい自然環境に見舞われながらも大きな学びの機会となりました。山と道HLC台灣アンバサダーである林さんにとってホームエリアになる山域でのプログラムは、ULハイキングについての理解を深め実践するには最適の場です。
2023年、皆さんはどんなハイキングを計画していますか? ぜひ、山と道HLCのコミュニティの仲間となって、ハイクとライフとコミュニティーが繋がる1年を一緒に過ごしましょう。
山と道HLCプロジェクトディレクター 豊嶋秀樹
スマートフォンでは各投稿のキャプションが一部表示されないことがありますが、リロードを繰り返すことで正常に表示されます。また、各画像をタップすることでインスタグラムの投稿に直接アクセスできます。
HLC台灣
台東戒茂斯
2泊3日ULハイキング
プラクティス
【PRACTICE】
HLC台灣では12月16日から18日までの3日間、台東近郊の豊かな生態系が残る戒茂斯から、「天使の涙」と呼ばれる高地の美しい湖、嘉明湖を目指すルートで、山と道HLCのプログラムの中で最もチャレンジングなハイキングを行うPRACTICEを開催しました。
2022年度本格始動したHLC台灣で、ULハイキング初心者向けのLECTUREやWORKSHOPのプログラムに積極的に参加し、自身のスキルと経験を磨いてきた参加者の皆さんが集結。
道中、あいにくの寒波や風雨など過酷な状況にも見舞われましたが、そのぶん山の美しさも厳しさも存分に味わうことになった濃厚な山旅となりました。
山と道HLC台灣アンバサダー林政翰の投稿
本当は、このHLC台灣のULハイキングプラクティスに参加するつもりで、コロナ関係のニュースをチェックし続けていましたが、ギリギリのタイミングで参加を見送ることになったのは残念でした。山と道HLC台灣アンバサダーの林さんと参加者の皆さんの充実した表情を写真で見て、今年は必ず行くぞと新年の決意を固めました。(山と道HLCプロジェクトディレクター豊嶋)
HLC北関東
山と道の
ULハイキング入門
(冬期編)
【LECTURE】
HLC北関東では12月11日に『山と道のULハイキング入門(冬期編)』を那須塩原市にある『まちなか交流センターくるる』で開催しました。
冬期のULハイキング初心者を対象とした本プログラムは、0℃以下の気温でのテント泊を想定した装備を参加者の皆さんに持参していただき、安全性に配慮しつつも雪山の山行にUL要素を取り入れるための考え方や方法論を学びました。
スリーシーズンよりも自身の経験と道具の理解が求められるこの時期。実践で使えるTIPSをHLC北関東アンバサダー廻谷と参加者の皆さんとでシェアしながら学びを深めていき、これからの冬のハイキングがより楽しみになる1日となりました。
山と道HLC北関東アンバサダー廻谷朋行の投稿
澄み切った空気、山全体を包む静寂さ、自由度が増すトレイル。この時期ならではの特別な魅力が冬のハイキングにはあります。そして、ULにしていくことで、その魅力がよりはっきりと感じられるでしょう。参加者の皆さんにはプログラムで得たことを活かし、冬の山を味わっていってほしいですね。(スタッフ木村)
プログラムに参加していただいた皆さん、本当にありがとうございました。
雪山にわくわくするこの時期。各エリアでは冬期ならではのプログラムの告知が始まっています。プログラムに参加してみたい方、山と道HLCの活動に興味を持たれた方は、ぜひCOMMUNITYページをご覧ください。