ハイキングカルチャーを育むコミュニティ作りを各地域で行っている「山と道HLC」の活動を、各地域のアンバサダーや参加者の皆さんのインスタグラム投稿を通じて振り返ります。
山と道HLCの9月は、HLC北海道とHLC関西でそれぞれ『ULハイキングワークショップ』を開催しました。
座学中心の『山と道のULハイキング入門』で学んだことをフィールドで実体験としてアップデートする『ULハイキングワークショップ』ですが、ULハイキングをただ単に荷物を軽くするだけで終わらせてしまうのはとてももったいないことです。何のために軽くするのかを理解し、軽くするにはどうすれば良いのかを学び、そしてフィールドでのトライアル&エラーを繰り返していく中で、それぞれのULハイキングのスタイルとして洗練していくものだと思います。
道具やウェアも新しいものを買うより、使い方を工夫したり自作したりする方が勝る場合もあります。ULハイキングを消費行為に終わらせるのではなく、ぜひ自分自身の「ライフ」にフィードバックできる方法論として身につけてください。
9月に予定していた山道祭は台風により今年も中止となってしまいました。気象情報とにらめっこしながら、まさかという展開に落胆しましたが、同時に台風という予測困難な自然現象への興味もかき立てられました。
山道祭はすでに準備万端です。いつかできるさと、ここは気長に待つことにしましょう。
山と道HLCプロジェクトディレクター 豊嶋秀樹
スマートフォンでは各投稿のキャプションが一部表示されないことがありますが、リロードを繰り返すことで正常に表示されます。また、各画像をタップすることでインスタグラムの投稿に直接アクセスできます。
HLC北海道
ニセコオートルート
1泊2日ULハイキング
ワークショップ
【WORKSHOP】
HLC北海道では9月10日と11日の2日間、ホームグラウンドのニセコオートルートで、ULハイキングを実践的に学ぶ1泊2日のWORKSHOPを開催しました。
今年の春夏にかけて開催した『山と道のULハイキング入門』の参加者が、実際のフィールドに出てULハイキングを体験する本プログラム。北海道に限らず、関東、関西からも参加者が集まり一段と賑やかでした。
道具の使い方やウェアリングなどULハイキングの様々なTIPSをディスカッションする場を設けたり、秋の気配が近づくニセコの山々を味わいながら歩いたりと、有意義な時間になりました。
山と道HLC北海道アンバサダー峠ヶ孝高の投稿
「ここ最近のプログラムは県外からの参加者も増えてきて、一段と活気がありますよー!」と報告してくれたアンバサダーの峠ヶさん。住まいのあるエリアを飛び出し、他エリアのプログラムに参加される方が全国で増えているようです。全国のローカルを行き交う流れが戻ってきていることが嬉しいですね。(スタッフ木村)
HLC関西
台高山脈
1泊2日ULハイキング
ワークショップ
【WORKSHOP】
HLC関西でもHLC北海道と同日に、『近畿の秘境』と呼ばれる台高山脈で1泊2日のWORKSHOPを開催しました。
山の経験が豊富な山と道HLC関西アンバサダー中川が、実際に参加者の皆さんと山を歩きながらULハイキングの経験の基本を学ぶワークショップを進行。
今回はULハイキング初心者の方が特に多く、はじめてULの道具を使ったり、他の参加者と使用感をシェアしたりと多くの学びや経験を得ることができました。
山と道HLC関西アンバサダー中川裕司の投稿
参加者@d47_popeyeさんの投稿
参加者@kouzou_saganさんの投稿
『ULハイキングワークショプ』はハイキングをするプログラムではなく、ULハイキングの方法や考え方をフィールで学ぶという体験です。なので、環境さえ整っていればどこでやってもいいんですが、もちろん素晴らしいトレイルを歩き、気持ちの良いテント場で眠れたならばそれに越したことはありません。台高山脈でのプログラムはその点でも最高の時間になりました。(山と道HLCプロジェクトディレクター豊嶋)
プログラムに参加していただいた皆さん、素敵な投稿をしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
今後は山と道HLCでは、秋のULハイキングや冬のアクティビティに特化したプログラムを各エリアで開催予定。プログラムに参加してみたい方、山と道HLCの活動に興味を持たれた方は、ぜひCOMMUNITYページをご覧ください。