ハイキングカルチャーを育むコミュニティー作りを各地域で行っている「山と道HLC」の活動を、参加者の皆さんやスタッフのインスタグラム投稿を通じて振り返ります。
9月はHLC関西で『山と道のULハイキング入門』が開催されました。
山と道HLCのどのエリアでも人気が高い『山と道のULハイキング入門」』ですが、様々なプログラムの中でも、これからUL(ウルトラライト)・ハイキングを始めたいと思っている方や、もっときちんと取り組んでみたいと思っている方などに最適な内容となっています。
ULハイキングの特徴的な超軽量の道具はギア好きにはたまらないものだと思います。でも、ULハイキングの魅力を道具だけで終わらせてしまうのは非常にもったいないことです。
ULハイキングの道具は、その道具にいたる考え方や方法論と合わせて理解することでよりその恩恵を感じられます。また、軽量化を優先することで必ずしも万能ではない道具を、行動で補うことで快適さや安全性を確保するものでもあります。
そして、季節が変われば道具の選択も変わります。特に雪の季節には考えないといけないことがたくさんあります。今後もそれぞれの季節に応じた『山と道のULハイキング入門』を開催していきますので、ぜひご参加ください。
山と道HLCプロジェクトディレクター 豊嶋秀樹
スマートフォンでは各投稿のキャプションが一部表示されないことがありますが、リロードを繰り返すことで正常に表示されます。また、各画像をタップすることでインスタグラムの投稿に直接アクセスできます。
HLC関西
山と道のULハイキング入門を振り返る
【LECTURE & PRACTICE】
9月のHLC関西は大阪・谷町にある山と道パートナーショップの谷ノ木舎で『山と道のULハイキング入門』を開催しました。
プログラムでは、まず座学としてアンバサダー中川裕司のULハイキング講座の後、参加者の皆さんに持参していただいたハイキング装備一式の重さをひとつづつ測りながらギアリストを作成しました。その後、アンバサダー中川と山と道スタッフの木村が参加者の皆さんと対話をしながら道具の取捨選択やレンタルの軽量な道具との交換を行い、実際に装備の軽量化を行いました。
さらに実践編として、近くの広場に移動して軽量シェルターの設置を体験したり、アルコールや固形燃料等のストーブを使ってお湯を沸かしてみたりしました。
山と道HLC関西アンバサダー 中川裕司より一言
参加者の皆さんに持ち寄っていただいたそれぞれのパッキングの中身は個性があり、大事にしていることや考えていることは十人十色だなとあらためて感じました。コロナ渦で少人数での開催だったこともあり、参加者一人ひとりとも直接お話ができたし、参加者同士の意見交換も多く、非常にいい時間になったと思います。
これからたくさんの経験を積みながら取捨選択をくりかえし、過程を楽しみながら自分の山のスタイルを見つけていってください!
『山と道のULハイキング入門』は、より快適に自由なハイキングをするためのヒントがたくさん詰まったプログラムです。他の参加者のみなさんと山や道具の話で、ワイワイ話す時間も楽しかったですね! この冬もいくつかのエリアで冬季編の『山と道のULハイキング入門』を開催予定となっていますので、ぜひご参加ください!(木村)
ここからは今年、他のエリアで開催した『山と道のULハイキング入門』の様子を紹介します。