ハイキングカルチャーを育むコミュニティ作りを各地域で行っている「山と道HLC」の活動を、各地域のアンバサダーや参加者の皆さんのインスタグラム投稿を通じて振り返ります。
山と道HLCの新しい年、1月はHLC関西でハイカー清田勝さんを迎えGUEST SEMINAR『ロングトレイルを歩いて感じたULのこと』と『HLC関西ミートアップ』、HLC東北で『朝島山ULハイキングワークショップ(冬期編)』、そしてHLC鎌倉で『山と道のULハイキング入門(オンライン版)』をそれぞれ開催しました。
昨年から、京都の『山食音』やHLC鎌倉でもロングトレイルハイカーによるトークを開催してきました。ULハイキングはロングトレイルを歩くために考案されたハイキングスタイルですが、数ヶ月に及ぶトレイルでの生活のための道具としては、ただ単純に軽ければ良いということでもないようです。そんな旅を経たゲストの皆さんのハイキングスタイルにはそれぞれの必要に応じた根拠がありますね。
2023年、みなさんはどんなハイキングに出かけるのでしょうか。
『山と道HLC プログラム2023のご案内』も公開しました。興味のあるプログラムへの参加をお待ちしています。
山と道HLCプロジェクトディレクター 豊嶋秀樹
スマートフォンでは各投稿のキャプションが一部表示されないことがありますが、リロードを繰り返すことで正常に表示されます。また、各画像をタップすることでインスタグラムの投稿に直接アクセスできます。
HLC関西
ロングトレイルを
歩いて感じたULのこと&
HLC関西ミートアップ
【GUEST SEMINAR & MEETUP】
HLC関西では1月7日に、ロングトレイルとULハイキングに関するお話を聞いていくGUEST SEMINAR『ロングトレイルを歩いて感じたULのこと』を『cafe & bar peg.』で行いました。
ゲストには、『cafe & bar peg.』店主であり、国内外のロングトレイルを数多く踏破したハイカーで、山と道JOURNALSでも旅の記録を寄稿していただいる清田勝さんをお招きし、3年間で12,500kmを歩きながら感じたULのお話をたっぷりと語っていただきました。
GUEST SEMINAR後は同会場で、ULハイキングやHLC関西の活動に興味のあるハイカーの懇親会の『HLC関西ミートアップ』を開催。
ふたつのプログラムで場は大いに盛り上がり、HLC関西のコミュニティが深まる1日になりました。
山と道HLC関西アンバサダー中川裕司の投稿
旅のひとつのあり方としてロングハイキングにとり組む清田さんの話には響くところがたくさんありました。人生に一度くらいはそんな旅に身を投じてみたいなと思ってしまいます。(山と道HLCプロジェクトディレクター豊嶋)
HLC鎌倉
山と道の
ULハイキング入門
(オンライン版)
【LECTURE】
HLC鎌倉では1月15日に、2022年度5回目となる『山と道のULハイキング入門』のオンライン版を開催しました。
『山と道 材木座』店長の前原が講師がとなり参加者の皆さんとオンラインで繋いで進行。ULハイキングの魅力や装備軽量化のポイントを前原自身のハイキング経験を交えながら解説した後、参加者の皆さんそれぞれに作成していただいた2泊3日のハイキング装備のギアリストを見ながら、どの道具を減らすか、どの道具を替えるかのディスカッションを行いました。
今年のハイキングシーズンに向けて、ULハイキングを自身の山行スタイルに取り入れようという意欲的な参加者が多く、活発に意見が飛び交うプログラムになりました。
山と道 材木座 店長 前原秀則の投稿
参加者@tk.hikerさんの投稿
『山と道 材木座』の店長、前原によるオンラインプログラムはいかがでしたでしょうか。山と道HLCの入口となる本プログラム、遠方の方や忙しい方にも受けていただきやすいオンライン版でULハイキングの扉を開いてください。(山と道HLCプロジェクトディレクター豊嶋)
HLC東北
朝島山
1泊2日ULハイキング
ワークショップ
(冬期編)
【WORKSHOP】
HLC東北では1月21日と22日の2日間、昨年好評だった冬期のULハイキングを実践の中で学ぶ1泊2日のWORKSHOP(冬期編)を、盛岡市南東部の里山・朝島山で開催しました。
春夏のテント泊ハイキングの経験はあっても、冬は初めてという方が多く集まった今回。参加者の皆さんは、事前に冬期の装備を山と道HLC東北アンバサダー上野と相談しながら取捨選択し、不安と期待に胸ふくらませて当日を迎えました。
慣れない雪上でのテント設営、マイナス15℃まで下がった長い夜、冬にしか見れない美しい景色など、どれも参加者の皆さんにとって忘れられない貴重な経験になりました。
山と道HLC東北アンバサダー上野裕樹の投稿
参加者@nabeharumbaさんの投稿
昨年の東根山でのWORKSHOP(冬期編)に参加した時のことを思い出します。寒くて長いテント泊の夜を越え、翌朝に参加者の皆さんとあーでもないこーでもないとした振り返りは、とても盛り上がりました。今回の参加者の皆さんにとっても、東北の冬の楽しみ方がひとつ増える機会になっていれば嬉しいです。(スタッフ木村)
プログラムに参加していただいた皆さん、素敵な投稿をしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
冒頭でもお伝えした通り、『山と道HLC プログラム2023のご案内』を公開し、2023年度のプログラムの告知もスタートしています。プログラムに参加してみたい方、山と道HLCの活動に興味を持たれた方は、ぜひCOMMUNITYページをご覧ください。